今週末は印西クラックでレスキュー講習会
初日の土曜日のテーマは「自己脱出とロープ登高」
印西クラックではロープ登高の為の心憎い配慮がされています
素直ガイドが提唱する「退却技術」の範疇に属する技術になります
今週月曜日に登った小川セレクションのアンダークリングのトラバースでフォールすると必要になる技術です
ロープ登高は使用する器具(フリクションヒッチを含む)とロープの相性が問題となります
そこで最初にビッグウォールクライミングで使われる空中でのロープ登高を学習してもらいました
ベストなギアを使って、登高の原理をまずは理解してもらうことにしました
原理を理解してもらってから、手持ちのギアで代替したやり方に切り替えていきます
最後はスリングだけのロープ登高になります
自己脱出にはもう一つ必要な技術要素があります それは空中でロープ登高の体勢に入るための技術です これを理解していると力を使うことなく冷静に対処することができるようになります
総括
各種技術書や講習会でちょこっと教えてもらった程度では、実際にはとても苦戦します
細かい配慮が必要な箇所が数か所あって、それを知っていないと実践では使えないのではないかと思います
それぞれの技術のデモンストレーションと講習はほとんどを素直ガイドが行いました
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